Jewelry Box宝石箱のひみつ
since.2020.05.27

背中のリボン

 無意識のうちに通販サイトの買い物カゴにそれを入れて、無意識のうちに購入ボタンを押してしまっていた時は、少し疲れていたんだと思う。休みの日の午後に届いた女の子向けのギフトショップの白っぽい色の段ボールは、オレの家に遊びに来ていた彼女にすぐに見つかった。

「ケイトくん、なんですかこれ?」

「んーと、ちゃんにプレゼント?」

「えっ、私に?」

 驚いたような顔をする彼女の目の前で、カッターナイフで慎重に段ボールを開封する。中から出てきたのはリボンが丁寧にあしらわれた可愛らしいエプロンだった。写真で見たよりも少し淡い色のような気もするが、彼女の瞳の色によく似合っている。箱を開ける様子をずっと見ていた彼女も「可愛い!」と手を合わせて喜ぶから、思わず笑みが溢れてしまう。

「可愛いでしょ? ちゃんに絶対似合うと思ってたんだよね」

 そう言いながら箱から取り出して布の向こう側に彼女を見る。うん、やっぱり色はぴったりだ。彼女も少し照れたように眉を下げるが満更でも無さそうだ。

ちゃんにこれ、着てみて欲しいな〜、」

「……今ここで、ですか?」

「そ♪」

 彼女が何か言う前に、「大丈夫、大丈夫。オレが着せてあげるから、」と彼女の手を引き寄せて後ろを向かせて、背中に並んだボタンに手をかける。と、勢いよく振り返った彼女にその手を掴んで止められた。

「!?、あの、あの、ケイトくん!」

「何〜?」

「これエプロンですよね?」

「そだよ、」

「じゃあなんで後ろのボタン外そうとしてるんですか!」

ちゃん自分で外せるの?」

「……も〜〜ッ」

 背中にボタンがある服なんて着たことがないからよくわからないけれど、着るのも脱ぐのも結構大変なんじゃないかな、と思う。……勿論彼女が言いたいのはそういうことではないということはわかっている。けれどにっこり笑ってウインクしてやると察しの良い彼女はオレのやりたいことが大体わかったようで顔を覆って呆れたような声を漏らすから、なんだかニヤニヤが止まらない。堪えきれない笑い声を漏らしながら大人しくなった彼女の背中のボタンにもう一度手をかけると、再び腕を掴まれた。

「ま、まってケイトくん!」

「んー?」

「……あの、やっぱり、じ、自分で、できる、から、脱がさなくても、大丈夫、」

 耳まで真っ赤にして俯きながらも蚊の鳴くような声でそう告げる彼女を見て思わずゴクリと生唾を飲んでしまう。そう、名目上は彼女へのプレゼントなのだけれど、結局はオレ自身へのプレゼントなのである。

♦︎

 少し涙目になりながら短いエプロンの裾を引っ張る姿は想像以上だった。膝より下の丈のスカートを着ている姿ばかり見てきたせいか、視界に飛び込んでくる太腿が眩しい。エプロンを引っ張る度に前布が動いてチラチラと横乳が見えるのもたまらない。いつもみたいに明るく「いいじゃん、可愛いよ♪」とか言うことができなくて、感嘆のため息ばかりついてしまう。それでも写真は撮る。が、これは絶対マジカメにはアップできない。誰にも見せたくない。もう少し意地悪をしたくなって、スカートのようにひらひら揺れる裾のフリルをぺろりと捲りあげると、淡い色の布の下から小さな花の刺繍が施された水色が現れた。勢いよく逃げようとする彼女の腕をがっしりと掴む。逃がさない、逃したくない。

「ちょ、っ!?ケイトくん!?」

「下は履いてるんだね〜」

「履いてますよ!?」

「そっか〜、脱がせても良い?」

 サイテーな問いかけに彼女は良いとも悪いとも言わずただ呻き声を上げてオレの肩に額を埋めて恥ずかしそうにしている。……そうしているとオレの視点からは腰にリボンが結んであるだけの無防備な背中も丸見えになってしまうことに気付いていないのだろうか。

「……しんでしまいたい、」

「あはは、死なないでね、」

 細い肩を抱いてぽんぽんとあやすように叩きながらもその脇腹を、腰を、指でなぞって、そのままするすると下着を下ろしてやる。布と布の隙間から見えるお尻の丸さが絶妙だ。軽く揉むと指が沈み込む。柔らかい。そうしてしばらく触っていると、「ぅ、♥」「ん、っ♥」と甘い声を漏らし始めるから、他のところも触ってやりたくなってくる。

「……ベッド行こっか、」

 耳元で囁くと腕の中の女の子はオレのシャツの胸の辺りをぎゅっと握ってゆっくりと小さく頷いた。そんな風にされると、オレはますます君のことが手放せなくなるんだよ。

♦︎

 横抱きにして寝室に連れてきた彼女をベッドに座らせると、少し長めのひらひらしたリボンがふわりとシーツの上に広がった。解いてやっても良いけれど、せっかくだから今日はそのままにしておく。

「ん、♥、けいとく、」

「ハイハイ、ちゅー、ね」

「ぅ、ん♥」

 いつものようにキスをねだるように手を伸ばしてくるから、快く応える。柔らかい唇が触れるだけでなんだか心地良い。開けて、と促すように上唇と下唇の間をぺろりと舐めてやると、小さな隙間ができるからそこから舌をねじ込んでやる。うっとりとした表情の彼女を更に蕩かすように、上顎を撫でて、歯列をなぞり、舌を絡める。ぽたり、ぽたり、と唾液が落ちて淡い色の布を汚していく。キスを続けながら、前布の隙間から手を差し込んで柔らかな膨らみを丁寧に捏ねる。すでにツンと立ち上がっている乳首がエプロンの布に擦れて、その度に重ねた唇の隙間から甘えるような声が漏れるのが、益々オレの中をグラグラと煮え立たせる。ちゅう♥と音を立てて唇を離すと「はぁ♥」と艶やかな吐息が漏れた。

「下全然触ってないのにもう顔とろとろじゃん♥かわいー。裸エプロンそんなに興奮する?」

「ぅ、ぁ♥、けいと、くん♥」

 何が『興奮する?』だ。乱れていくフリルとリボンに、無防備に肌蹴た淡い布地に、息も絶え絶えに縋り付いてくる彼女に、興奮しているのはオレの方だ。それでもそんなオレの熱に呼応するように彼女も欲を孕んだ視線でこちらを見てくるから、もう一度唇を重ねて、そのまま下に手を伸ばしてやる。普段なら最初はショーツの上から触ってやるのだが今日は下着を身に付けてはいないから、最初から直接。少し撫でるだけですでに蕩け切っているのがよく分かる。入り口のあたりをくちゅくちゅと弄ぶと奥からとろとろとした蜜がこぷり♥と溢れ出してくるのがたまらない。そのうち内壁がきゅうきゅう♥と引き込むように蠢き出すからニヤけてしまう。

 うね、うね♥、くち、くち♥ぐちゅ、ぬぷ♥ぐち、♥♥ぬぷ♥

「なになに? もっと奥に欲しくなっちゃった?」

「ぁッ♥、ぅ、ん♥、ほ、し♥、おく、♥、ほしぃ♥、……ッ、ぅ♥」

「ふふ、いいよ、してあげる」

 ぬぷぷ♥と奥まで指を差し込んで、すでに少し降りてきている子宮口をこりこりと引っ掻いてやる。握られたシャツにシワが寄る。……我慢できなくなるからそうやって煽るのはやめて欲しいんだけどな。

「めちゃくちゃ濡れてるね、ちゃん、」

「ゃ、♥ぁ、ん、♥ぅ♥」

「……ねえ、こんなになってるならもうオレの挿れても大丈夫そうじゃない?」

「ぁ、ん♥、ぅ、♥」

「ね、いいでしよ、痛くはしないから、」

 半ば強引な問いかけであったが、この子は決してノーとは言わない。ゆるゆると頷いてますますナカを締め付けるから、オレはもっと調子に乗ってしまうんだ、なんて、口には出せないけれど。

 

 目の前の女の子に早く触れたくて、服を脱ぐ時間すら惜しい。手早くスキンを取り付けて、ぴとりと彼女のぬかるみに己の先端をつける。ぬちぬちと入り口を往復するともっと奥へとねだるように吸い付いてくるのがかわいくて、歯止めが効かない。ずぷ♥ぬちゅ♥と音を立てて埋め込まれた熱は心地良いぬかるみに包まれる。思わず息を吐き出すと繋いだままの手に頬擦りをされた。軽く揺すってやると「ぃ♥、ぁ、♥」と小さく声を漏らし始める。抽送を始めるとすでにトロトロになっていたそこはぐちゅぐちゅ♥といやらしい水音を立て始めた。

 ずっ♥ずっ♥ぬち♥ぐちゅ♥♥ぐちゅん♥♥ぐぷ♥♥

「はは、えっろ、」

 組み敷かれた彼女は恥ずかしそうにぎゅっと唇を結んで目を閉じた。だけど、何も抵抗してこないしヤダとかダメとかも言わないから、また意地悪な言い方をしてしまう。

「……ちゃんさあ、オレの言うことだったらなんでも聞いちゃうの?」

 恥ずかしくて嫌なら、そう言えばいいのに。……いや、この子はそのようなことは口にしないだろう。なんて従順なんだろうこの女の子は。

 耳朶にキスをして、太腿を抱えて体勢を変えるとずるぅ♥と楔がギリギリのところまで抜くと「ぁっ♥」と高い声が漏れた。

「ケイトくん、」

「んー?」

 名前を呼ばれて返事をしながら再びぐちゅんっ♥と押し込んでやる。樹脂に覆われた滾りに纏わり付く液体が妙に生々しい。こちゅん♥と奥を突くと睫毛を震わせた彼女はもう一度ゆっくり口を開く。

「わ、たし、いやじゃないよ」

 時が一瞬止まる。小さく、だけど、はっきり耳に届いた。受け入れられている。いや、彼女は最初からそうだったんだけど、改めて口にされると、なんというか、心底満たされたような気持ちになって、また深く息を吐く。

「……ホント、そういう、ズルイとこあるよね、」

「〜〜〜〜ッ♥」

 許しを得たならば、遠慮をする必要はない。まあ、もともと遠慮なんかするつもりはなかったんだけど。ぬちゅっ♥ずちゅっ♥と音を立てて楔が彼女の中を出たり入ったりしていく。

 ずっ♥ずっ♥ずちッ♥♥ぐちゅん♥♥ぬち♥♥ぐちゅ♥♥

「オレにこうやって好き勝手されるの、いやじゃないんだ?」

「ん、う、、っん♥」

「いやじゃない、なら、何? つまり、好きってこと?」

「ぁ、ひゃっ、♥、ん、けい、とく……、」

 すき、と囁き声のような音が鼓膜を震わす。オレの問いかけな応えてのものか、無意識に発せられたものなのかはよく分からない、けれど、最中にすきと言われて嫌な気分になるわけがない、むしろ、

「そーいうこと言われたら、俄然ヤる気出ちゃうんだけどッ」

 ごちゅ♥♥ごちゅ♥ずちゅ♥♥ずち♥♥ぐぷ♥♥ごちゅ、ぶちゅ♥♥

 ずちゅ♥ずちゅ♥と部屋に響く水音と喘ぎ声で脳が溶けてしまいそうだ。エプロンの上から乳首を掴んでやると狭い膣内はますますきゅうう♥と吸い付いてきて搾り取られそうになる。

「ぃ、♥、ぁ、ん♥」

「ナカ、せっま……、きもちいの?」

「きも、ち♥、ぃ♥、けいと、く、……ッ♥」

「ん、いいよ、イって……ッ、オレも、ッ」

「ぁ、あ♥ッあ、っん、〜〜〜〜〜ッッ♥♥♥」

「く、ぁ、♥、ッ、」

 びゅうううううううっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥びゅっ♥♥♥♥♥

 最奥で吐き出した熱はスキンに阻まれる。まだ奥にとどまっておきたい気持ちを押し殺しながらずるり♥と引き抜くと、同時にとろりとした愛液が溢れ出してきてものすごく煽情的だ。可愛らしいフリルやリボンとの対比がたまらなくて、思わずハーフパンツのポケットに入れっぱなしになってたスマホを取り出して、カメラを構えてしまう。絶頂の余韻で意識が朦朧としている彼女は、レンズを向けてもこちらを静止することはない。熱の篭った室内でピロン、という機械音がやけにうるさく響く。オレは写真がしっかりと保存されているのを確認し、ベッドサイドにスマホを放り投げ、再び小さな身体に覆い被さった。

♦︎♦︎♦︎

 下腹部へのやわい刺激で沈みかけてた意識が急浮上する。身体がびくりと跳ねて、はしたない声が漏れた。

「あれ? もしかしてちゃん飛びそうになってた?」

「っあ、ぁ♥」

「寝ちゃダメだよ〜、眠ってる時にイタズラするのも好きだけど、今日はちゃんの声ちゃんと聞きたいから♪」

 そういう彼にぺろぺろと敏感な部分を舐められて、声が止まらなくなる。

「ぁ、♥あ、♥ゃ、そ、んなぁ♥♥」

「ここ気持ちいの?か〜わいい、」

「ゃ、あ、♥けい、とく♥やめ、て、♥やめ、てぇ♥♥」

「ん〜〜? やめて欲しいの? 舐められるの嫌いだっけ?」

「ゃ、あ、あ♥あ♥ちが、ぅ♥♥そ、じゃ♥なく、て、ぇ♥♥きもちよ、すぎて♥おかしく、なっちゃう、♥か、ら、ぁ♥♥そんな♥ぺろぺろ、しない♥で、ぇ♥♥」

「気持ち良すぎるの、かぁ、じゃ、大丈夫だね♥」

 何が大丈夫なのか一切わからないが、直後の刺激でクリトリスを強く吸われたことが様子を見ずともわかった。自然と腰が跳ねて、高い声が出る。

 ぢゅ♥ぢゅううう♥ぢゅううううぅうう♥ぢゅう♥♥♥

「ぁ♥あ"、♥ぁ、ぢぅって♥吸われる、の♥つよ、い♥ぃ♥♥」

 捲り上げられたエプロンと彼の明るいオレンジ色の髪の毛が同時に視界に入ってきて目がチカチカしてくる。足がガクガクと震える、頭がふわふわする、まともに喋れなくなる、怖い、怖いはずなのに、気持ち良くて、だからこそ怖くて、彼を押しのけるようにそこに埋まる頭を押さえるけれど、力の入らない腕では髪の毛を撫でるくらいしかできない。私はそうやっていっぱいいっぱいな状態なのに、それが面白いのか、その息で敏感な部分が刺激されて、ますます感じてしまう。

 ぢゅう♥ぢゅう♥と吸われて、ぺろぺろ♥♥と舐められて、時折口を離して指で嬲られて、息も絶え絶えになってしまう。

ちゃんこれ好きでしょ、好きだよね、下半身ドロドロだし……」

「ひ、ぅ、ぁ、あッ♥、あ、っ♥」

「クリ弄りながら入り口の方くちゅくちゅされるの好きだもんね〜、オレとこういうことする前は全然こんなこと知らなかったのに、オレの指と舌で開発したから今はすっごくえっちな子になっちゃったね♥」

「ゃ、♥、そんなこと、いわ、なぃ、でぇ♥」

「だって本当のことだし♥……あ、もしかして、指で届かない奥の方欲しくなっちゃった?」

「ぁ"、ッ♥」

「ごめんごめん♥すぐ挿れてあげるね♥えっちで可愛いちゃんに、ごほーび」

 そう言うと彼は蜜壺から指をちゅぽん♥と引き抜いて、てろてろに濡れたそこをペロリと見せ付けるように舐めた。思わず目を逸らしてしまうとニィ、と口元を歪めた彼に顎を掴まれて、軽くキスをされて、無理やり正面を向かされる。

ちゃん、恥ずかしいの?」

「ぅ、は、ぃ、」

「はは、そっか。……でも、だぁめ。ちゃんと見ててよ、いま君を抱いてる男が誰なのか」

♦︎

 立ち上がって何をするのかと思えばワードローブのそばから姿見を持ってきた。楽しそうな彼はベッドの目の前にそれを据えてから、私を抱きかかえるように座り、背面座位の体制で鏡を見るよう促す。力の抜けた足を掴まれてぐい、と広げられる。

「ほらちゃん、鏡見て? 上はエプロンで乳首はちゃーんと隠れてるのに、下はおまんこもクリも丸見えだよ、」

 そう耳元でささやいて「やーらし、」と笑いながら、布の上からぷっくり立ち上がった双丘の先端をかりかりと引っ掻かれる。

「ぁ、あ♥あ♥あ♥ぁ♥ちく、び♥かりかり♥♥きもちい♥♥♥♥」

「ふふ、ちゃんこうやって服の上から乳首カリカリされるの好きだもんね♥下も同時に触ってみる?」

 ぐちゅっ♥と再び蜜壺に指が埋め込まれる。悲鳴のような喘ぎ声を上げて、最早焦点が合わなくなってきた目で彼の方を見ると、捕食されるかのようにキスされた。ぬるぬると舌をこすり合わせるだけで気持ちが良い。ちゅう、と音を立てて唇を離すと銀色の糸が二人の間を繋いだ。

「……ん、そろそろ、かな♥ね、ちゃん、おちんちんとおまんこが繋がってるところが鏡に写ってるの、よーく見ててね♥」

 ぬる、ぬる、♥ずっ♥ずっ♥ずちゅ♥

 いやらしい音を立てながら肉棒が埋め込まれていく。その様子がずっと目の前の鏡に写っているのが、恥ずかしくてたまらない。目を逸らそうとすると、前向いて、とでも言うように耳を舐められて身体がびくん♥と跳ねた。

 ぐちゅ♥ぬち♥ごり、ぐちゅ♥

 二度目の挿入だからか、彼は遠慮なく下から奥をごりごり♥と攻めてくる。それだけでも気持ち良いのに、同時にクリトリスをコリコリと攻め立ててくるからいやらしい声が止まらない。

「ぁ、ぁあ、これえ♥すき、♥♥、す、き、♥なの、ぉ♥♥同時に、、ごりごりって♥♥たくさ、ん♥♥ぁ、あ♥あ♥ッ」

「っは、ぁ♥♥♥、めちゃくちゃナカ狭くなってるね♥、きもち、?」

「ゃ、あ♥あ♥あああ♥きもち、ぃいいいいい♥♥♥」

 ごぷ♥ずちゅ♥♥ちゅう♥ちゅぷ♥ぐちゅ♥ぬちゅ♥

 突き上げられるたびに徐々に上り詰めていっているのが自分でも分かる。どくどくと脈打つ彼も限界が近いのだろうか。腰の動きが早くなる。

、ちゃ、♥オレ、も、イく、からねッ」

「ぃっ、♥♥♥わ、たし、もッ♥♥」

「はは、いいよ、……ねえ、鏡で見ててよちゃん、自分が奥突かれながらイくとこ、めちゃくちゃエッチな顔してるから……♥」

「ぁ、あ♥ああああああああああ、あああああああああああああああああっ♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥」

「ぐ、ッ、ぁ♥ッふ、ッ」

 びゅるっ♥びゅっ♥びゅるうううううううううううううううっ♥♥♥♥♥

 薄い膜越しに熱を感じる。それだけでびくびくと体が震えて、ずるりと引き抜かれると「んっ♥」と甘い声を漏らしてしまう。ぐったりとベッドにうつ伏せに倒れ込む。つられるように背中にどさっと覆い被さってくる彼の体温が心地良い。彼に抱きしめられたまま再び微睡みかけた、が、すぐにまたごちゅんッ♥♥と太い楔に穿たれる。

 ごちゅっ♥ごちゅっ♥ぐぷっ♥ごぷっ♥ごちゅんっ♥

「ぁ、あ♥、ごちゅごちゅって♥♥さっき、イった♥♥ばっかり、だ♥♥から、ぁ♥♥」

「ッは、♥ごめ、…♥、も、止まんない、」

「ん、ぁ、ッ♥♥、おっき、く、なって、るッ♥♥♥」

「そーだよ、♥、ちゃんが可愛いから、♥、射精してもすぐおっきくなっちゃう♥♥、ね、だからさ、」

 責任とって、と耳元で囁かれてぞくぞくと震えが止まらなくなる。こんなはしたない身体にさせられて、責任を取って欲しいのはこちらの方だ。

♦︎

 その後も上から下までかれにぐちゃぐちゃにされていろんな液体でびしょびしょになったエプロンを、翌日なんともいえない気分になりながらも手洗いして、丁寧に畳んでクローゼットの奥に封印した。「普通に料理とかする時に着れば良いのに〜」と彼は言っていたけれど、その可愛らしいフリルとリボンを目にしたら色々思い出して居た堪れない気持ちになってしまうだろうし。

 が、本日、ついに、衣替えのついでに目につかないところに仕舞い込んでいた例のエプロンを引っ張り出して身につけてみたのである。……勿論、ちゃんと下に服は着てるけど。出来心というか、なんというか、彼も忙しくてしばらくえっちしてないし、前みたいにめちゃくちゃにしてもらいたくなってしまったのだ、……というといやらしい子みたいで本当に恥ずかしくて死にそうになるんだけど、直接言うよりはだいぶマシだし、察しの良い彼はきっとこれを着ていれば私が言いたいことがなんとなく分かってしまうだろうから、それに甘えることにした。そわそわとエプロンの裾を引っ張りながら、玄関が開くのを待ちわびる。これからの行為を想像するだけで、何もしていないのにじゅん、と湿っていく下着には気がつかないフリをした。

 

 帰宅した彼は、出迎えた私の身に付けたエプロンを見て驚いたように数度瞬きした後、嬉しそうに笑った。

「それまた着てくれたんだ」

「う、……はい、」

 少し意地悪な彼は歯切れの悪い私の顔を覗き込みながら「へー、そっかー、」「なかなか着てくれないからあまり気に入らなかったのかと思った〜」と目を細めている。どうして私が真っ赤になって目を逸らしているのか、どういう意図でこれを身に付けているのか、分かっているくせに、知らないふりをするのが得意だ。このケイト・ダイヤモンドという人は。

「け、ケイトくん、」

「ん〜?」

 名前を呼ぶとふわふわとした返事を返してきた彼に、耳朶ににキスされる。それから頬に。そして唇に。何度か軽いキスを繰り返すうちに、どんどん唇が触れ合う時間が長くなって、舌先で口をそっと開けられて、侵入してきた熱いそれに口内を犯される。鼻から甘い声が漏れる。くちくちと小さな水音がやたらと大きく響いている。頭がぼんやりとしてくる。足が震えてくる。舌をこすりあわせているだけなのに、気持ち良すぎておかしくなってしまいそうだ。

 そうやって暫く私の口内を好き勝手にした彼は、ちゅ、と音を立てた後ゆっくり唇を離して、ふふ、と笑って優しく私の頭を撫でた。

「……ねえ、ちゃん、前みたいなことしたくなっちゃったの?」

 そう彼がささやいてくる。……もうなんというか、恥ずかしくてたまらないのだけれど、答えはイエスだ。