「わー、真っ暗」
「すっかり遅くなっちまったな」
「山本が日誌書きながら寝ちゃうからだよ。」
「…わり。」
「まぁ、いいけどね。星、きれいだし。」
「星よりお前の方がきれいだぜ」
「…山本、頭打った?」
「(本気なんだけどなあ)」

「山本ー、起きろー、授業はじまるぞー」
「…お前がキスしてくれたら起きる」
「眠り姫かっ」

「ラーメン食べたい」
「色気ないなー」
「うっさい。」
「……」
「……」
「なぁ、」
「下ネタ禁止!」
「…オレまだ何も言ってないんだけど」

「山本、アハ体験って知ってる?」
「あぁ、テレビでやってた微妙な変化を探してそれを見つけたら脳が活性化するってヤツだろ?」
「そう、それ。そこで問題です」
「急だな」
「私の昨日と違うところはどこでしょう」
「え」
「わかんない?」
「……髪切った?」
「そうくると思ったよ!発想がベタだな!っていうか適当なこと言うなよ!」
「だってわかんねえし」
「え、マジでわかんないの?」
「うん」
「うっそ、京子ちゃんや花ちゃんや綱吉くんはすぐ気づいたのに。」
「え、ツナも?」

「プロ野球見に行きたい」
「行けば?」
「…オレはお前と行きたいんだけど」

「よし山本、カルピスごっこしよう」
「は?」
「君が牛乳で私が乳酸菌。」
「うおっ」
「こうやって私達カルピスになるの…」

「お兄ちゃん!」
「えっ」
「……だめか。やはり、山本に妹萌えは理解してもらえないか…」
「…そーだな。」
「出直すか…」
「っていうか、オレは妹なお前よりも、オレの恋人なお前の方がいい」
「……」
「黙るなよ」

「まーけーてーはならぬー」
「なんだよそれ」
「知らないの?テニミュだよ」
「テニミュ?」
「山本、テニミュのオーディション受けてみたら?イケメンだし、爽やかだし、運動神経いいし、いけるんじゃないかな」
「だからなんの話だよ」
「あー、でも、俳優なんかになったら山本さらにモテモテになっちゃうなぁ。それは嫌だからやっぱいいか。」
「…ここはオレ、喜ぶところなのか?」

「アド変しよっかなぁ」
「この前も言ってなかったか?」
「なんかね、定期的にやりたくなる」
「まぁ、分からなくもねーけど」
「でもね、どんなアドレスにするか考えて、結局変更せずに終わる。」
「あぁ…」
「ですが、今回は本当にアド変してしまおうと思います。」
「へー」
「ですが、なんと!どんなアドレスにするかまだ決まっていません」
「びっくりだな」
「というわけで、武くん」
「オレ!?」
「代わりに私の新しいアドレス考えてよ」
「……love-takeshi@〜とかどうだ?」
「…そういうアドレスをすぐに思い付く君の頭にびっくりだよ」

「月曜日まじだるい」
「そーだなー」
「学校なんか爆発しちゃえばいいのに」
「オレは嫌だ」
「何で」
「学校でお前に会えなくなるし…」
「…じゃあ山本くん、月曜日を楽しいものにするために一発芸をお願いします」
「どうしてそうなった」

「おなかすいた」
「オレも」
「なんか食べたい。山本、なんか持ってないの?」
「何も…あ、」
「なに?」
「お前を食べちゃえばいいんじゃね?」
「ハッハッハッハッハ…山本くん、Rが付きそうな発言はやめようか」
「っていうか、お前を食べたい」
「聞けよ!」

「まったく、最初の方の爽やかなノリはどこいった、だよ」
「爽やかだったか?」
「君が居る時点で爽やかなんだよ!このリアル風早くんめ!」
「じゃ、お前は爽子か」
「さわこちゃんかわいいよね〜」
「お前の方がかわいいよ」
「……風早くんより山本の方がかっこいいよ」
「……っていうか、漫画のキャラと比べられてもなぁ」
「ちょっとそこ!台無しになるようなこと言わないで!」

「何聞いてんだ?」
「音楽」
「いや、そりゃ見ればわかるけど…」
「山本も聞く?」
「うん。」
「…イヤフォン半分こって恋人同士みたいだねー」
「は?何言ってんだよ、オレたちは」
「うんそうだねー、恋人同士だねー…って何言わせてんだよ恥ずかしいな!」
「…お前が自分で言ったんだろ」

「雨ふりそうだなぁ」
「えー、私、傘持ってないよ」
「…確かオレ置き傘があったような」
「貸してよ」
「…相合い傘って発想は無いのか」
「…恥ずかしいじゃん」
「オレは嬉しいけどなー…って、あ…」
「どうしたの?」
「置き傘、折れてる」
「バカ山本。」

「えっ、傘ないの?オレ、折り畳みあるから山本たちはさっきランボとイーピンが持ってきたこれ使いなよ」
「…綱吉くんまじ天使!」

「身体測定どうだった?」
「それを聞くのかい、山本くん」
「聞いちゃ駄目だったか?」
「駄目だよ!駄目に決まってるじゃないか!」
「なんで?」
「……った」
「え?」
「太ったの!!」
「あー……」
「憐みの目でこっちを見るなああ!」
「……別にいいじゃねえか。このへんとかふにふにしてて気持ちいいし」
「さわるなあああああ!!!」